教育方針
建学の精神
優れたプロは、優れた人格を有する。
身体で覚えた技術は、一生を貫く。
教育目標
本学は、「人格教育」「専門知識の習得」「社会への貢献」の基本理念のもと、次の目標達成を図る。
1.礼節を尊び、教養と情操豊かな人格を備えた人間性の養成
2.広い視野、深い思考力、豊かな表現力の養成
3.自分の進むべき道を切り拓く、自立心と創造力の養成
4.栄養と運動の両面から健康を支援する実践的指導者の育成
専攻別の教育目的・教育目標
本学 健康生活学科は、健康栄養専攻、健康スポーツ専攻の2専攻から構成される。
次に専攻別の教育目的・教育目標をあげる。
●(1)健康栄養専攻の教育目的・目標
①教育目的
栄養士免許の取得を軸とし、健やかで心豊かな生活をささえるための正しい知識・技術を習得させ、
健康生活を総合的にささえることのできる人材を育成する。
②教育目標
- ・健康な体と心を食から支える力を養う
- ・実験・実習で実践力・行動力を養う
- ・多様化する社会をささえる幅広い知識や技術を身につけ、健康づくりに貢献する能力を養う。
●(2)健康スポーツ専攻の教育目的・目標
①教育目的
運動・スポーツをする・みる・知る・ささえるという観点から、正しい知識と技能を習得させ、
健康生活を総合的にささえることのできる人材を育成する。
②教育目標
- ・スポーツで心身を鍛え、社会に貢献できる能力を養う。
- ・健康づくりの実践的指導者となる能力を養う。
- ・運動・スポーツを安全かつ効果的に、楽しく継続するための手法を身につける。
- ・運動・スポーツを通じて社会をささえる活動に取り組み、地域・産業界に貢献する能力を養う。
3つの方針(ポリシー)
ディプロマポリシー( 学位授与の方針)
健康生活学科
武蔵丘短期大学は、建学の精神、教育理念に基づき、自ら学ぶ積極性と探究心を持ち、豊かな人間性で社会の健康生活に
貢献できる人材を輩出する。これらを具現化するため、以下のことを獲得したと認められる者に短期大学士の学位を授与する。
- ・幅広い教養と健康生活に関する専門知識・技能を身につけている。(知識・技能)
- ・健康づくりをささえるために必要な資質・能力を身につけている。(思考力・判断力・表現力・積極性・態度)
- ・専門家として幅広い専門知識・技能を活かし、社会に貢献できる実践力を身につけている(主体性・協調性)
●健康栄養専攻
・食と栄養に関する知識を身につけ、相手に説明できる。(知識・表現力)
・多様な領域の専門家と共に、社会で責任ある実践的な活動を行うことができる。(思考力・判断力・技能・態度・主体性・協調性)
・社会に貢献する意欲を持ち、様々な人の健康づくりをサポートすることができる。(積極性・主体性・技能)
●健康スポーツ専攻
・幅広い教養と健康づくりや運動・スポーツに関する専門知識を身につけ、相手に説明できる。(知識)
・専門的技能を身につけ、見本を示しながら参加する対象者と一緒に動くことができる。(技能)
・知識・技能をもとに、相手に応じて適切な運動プログラムやアドバイスを考えることができるとともに、その成果と課題を反省することができる。(思考力・判断力・積極性)
・礼節をもって接し、相手に分かりやすく伝えることができる。(表現力・態度)・運動・スポーツを通じて様々な人々とコミュニケーションを図り、社会をささえる活動を行うことができる。(主体性・協調性)
カリキュラムポリシー( 教育課程編成・実施の方針)
健康生活学科
武蔵丘短期大学は、教育理念である『人格を育てる教育』を全ての科目において実践し、感謝の気持ちや礼節を大切にする心、他者を思いやる心を養成する。それを踏まえ、ディプロマポリシーに基づきカリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)を定めている。
1.本学は『体感・体験・体得』をモットーとした、実践的な分かりやすい教育を行うため、講義・演習・実験・実習・実技の授業形態を体系的に配置し、カリキュラム編成を実施する。各科目の到達目標とディプロマポリシーとの関連、及び関連科目を明らかにし、学生の学びに繋げている。
2.礼節を尊び、高い教養と情操豊かな人格を育み、現代社会に必要なコミュニケーションスキルを持ち、社会に貢献できる資質を培うために基礎教育科目を配置し、「自己表現とキャリア」「社会環境とキャリア」を必修科目とする。
3.健康づくりについて、栄養と運動・スポーツに関する理論の基礎となる科目である「健康のスポーツ栄養学」「運動生理学」「健康の心理学」「健康管理論」を共通基幹科目とし、必修科目とする。
4.学生は積極的に学習することで広い視野や深い思考力、自立心と創造力を高めるために「健康生活演習」を必ず履修し、その中でディプロマポリシーに示す能力及び構成要素を総合的に高める。
5.必修科目を含めて62単位以上を修得した学生に短期大学士の学位を授与する。合わせて、専攻別に設定した必修科目、資格に必要な授業科目を履修、修得し、資格取得を目指すとともに、本学の学修を通じて健康生活を総合的にささえることのできる実践力を養い、社会に貢献できる人材を育成する。
6.健康栄養専攻では、栄養士免許の取得を軸として、健康づくりをささえ、社会に貢献できる実践力を身につけるため、共通基幹科目の他に選択必修科目を設置する。- ・選択必修科目は、【社会生活と健康】分野から「公衆衛生学」、【人体の構造と機能】分野から「解剖生理学」「生化学」「病態科学」、【食品と衛生】分野から「食品学」「応用食品学」「食品衛生学」、【栄養と健康】分野から「栄養学総論」「栄養学各論」「臨床栄養学」、【栄養の指導】分野から「栄養指導論1」「公衆栄養学」、【食の運営】の分野から「調理学」「給食経営管理論」の科目とし、この中から22単位以上を選択することとする。
また、教育課程の全体を通して、次のことを目指す。
- ・多様な領域の専門家とともに実践的な活動ができるための判断力、表現力、協調性、主体性を育成する。
- ・社会に貢献する積極性を持ち、様々な人々の健康づくりをサポートするために主体性、技能を育成する。
教育内容(分野) |
選択必修科目 |
社会生活と健康 |
公衆衛生学 |
人体の構造と機能 |
解剖生理学、生化学、病態科学2 |
食品と衛生 |
食品学、応用食品学、食品衛生学 |
栄養と健康 |
栄養学総論、栄養学各論、臨床栄養学 |
栄養の指導 |
栄養指導論1、公衆栄養学
|
食の運営 |
調理学、給食経営管理論 |
7.健康スポーツ専攻では、共通基幹科目の他に必修科目、選択必修科目を設置する。
- ・栄養と運動・スポーツに関する基礎的な科目である「食と栄養」と「スポーツ解剖学1」を必修科目とする。
- ・運動・スポーツに関する専門的技能を身につけ、参加する対象者と一緒に積極的に動き、見本を示すことができる力、表現することができる力を育成するために、実技科目については8単位以上修得するものとする。
- ・スポーツ指導やトレーニングの方法に関する専門知識・技能を身につけるための科目である「スポーツ心理学1」「スポーツ指導論」「トレーニング科学」「トレーニング実習」を選択必修科目とする。
また、教育課程の全体を通して、次のことを目指す。
- ・幅広い教養と健康づくりや運動・スポーツに関する専門知識・技能を身につけ、対象者の求める目的に応じた運動プログラムを考え、分かりやすく説明することができる論理的思考力、判断力、表現力を育成する。
- ・積極的に参加者と関わりながら、運動・スポーツ指導者としての態度を身につける。
- ・運動・スポーツを通じて様々な人々とコミュニケーションを図り、社会をささえる活動を行うことで主体性、協調性を育成する。
必修科目 |
食と栄養、スポーツ解剖学1, 食と栄養、実技科目8単位以上 |
選択必修科目 |
スポーツ心理学1、スポーツ指導論、 トレーニング科学、トレーニング実習
|
アドミッションポリシー( 入学者に関する受け入れ方針)
学習成果
武蔵丘短期大学は、本学の学びにより幅広い教養と健康生活に関する専門知識・技能を身につけ、社会の健康生活に貢献することを志す者を受け入れる。
各専攻における具体的な人物像は以下の通りである。
●健康栄養専攻
食と栄養に関する知識を身につけ、栄養士資格を取得し、様々な人の健康づくりをサポートしたいと志す者
●健康スポーツ専攻
健康づくりや運動・スポーツに関する専門知識を身につけ、実践的指導者を目指そうと志す者、またはスポーツを通じて社会をささえる活動に取り組み貢献したいと志す者
武蔵丘短期大学 学習成果
学習成果(Student Learning Outcomes)
本学の学習成果は、建学の精神である人格の育成を通して、自ら学ぶ積極性と探究心の涵養、学習意欲の向上、豊かな人間性の涵養を図り、各専攻での専門性を身につけ、実践的な指導者としての能力を身につけることである。
各専攻の学習成果は建学の精神にある人格教育に基づき定めた教育目的を達成できたかどうかである。以下に各専攻の学習成果を示す。
●健康栄養専攻
栄養士免許の取得を軸とし、健やかで心豊かな生活をささえるための正しい知識・技術を習得させ、健康生活を総合的にささえることのできる能力を有することを学習成果とする。
●健康スポーツ専攻
運動・スポーツをする・みる・知る・ささえるという観点から、正しい知識と技能を習得させ、健康生活を総合的にささえることのできる能力を有することを学習成果とする。